竣工撮影など建築物に関するご依頼をお受けいたします。
レンズの歪みの補正や電線の処理など、アマチュア・カメラマンとの違いが出る分野です。
建築専門のカメラマンを派遣しますので、 一度ご相談ください。
建築写真の修整
アマチュアが普通に撮影した写真とプロが撮影した写真の違いについて、歪みの補正と電線処理の2点のみ例に挙げて、簡単に説明します。
まず、歪みの問題。
建物は見上げる大きさですので、当然下は大きく上は小さく見えます。地上と屋根の中間の高さから撮影すると歪みは生じませんが、実際そのような高さから撮影するのは不可能です。
なので、一般的には撮影後のパソコン作業で、下の写真のように歪みを補正します。
※この写真では補正は抑えめにしています。
上を大きく下を小さくして、本来に近い形に細いします。理屈は簡単ですが、撮影時に補正後の形を考えて撮る必要があるので、経験が必要です。
次に電線問題。
建物の外観撮影は電線に悩まされます。日本の住宅地は本当に電線が多いですね。
景観的にも問題ですが、大地震の時は電柱が倒れて道をふさぐなど障害物になるので、何とか予算を組んで取り組んで貰えないものでしょうか…。
と言う嘆きはここまでにして、さて蜘蛛の巣の様な電線を消すのは、パソコン上での根を詰めた緻密な作業になります。
電線を消す場合、同じパターンの部分をコピーして、上に被せる形になります。なので、背景は無地のものがより容易です。上の写真で、空にかかった電線がそれにあたります。
でも建築物の場合、壁面の複雑なパターン上に電線がかかる場合も多いです。
例の写真を見ると、この作業がいかに大変なものか想像がつくと思います。経験あるプロカメラマンの場合、撮影後のレタッチ作業を予想しながら撮影します。
とは言え、電線や電柱の消去作業はたいへん時間がかかる場合がございます。
当フォトイースでは、簡単な作業の場合は無料ですが、複雑で時間がかかる作業の場合は、別途作業料(1カット1万円程度)をいただきます。
別途料金が派生する場合でも、他社より格安になりますので、一度ご相談ください。