撮影という作業
『カメラは仕事道具であり、恰好のよい玩具の機械ではない。自分がやりたいとおもっていることにふさわしいカメラを身体になじませることだ。カメラの取り扱いだ、絞りだ、シャッター・スピードだといったことは、車を運転するときのギアチェンジのような条件反射にならなければいけない。いかに高度な作業だろうと、あれこれ講釈する必要はない。どんなメーカーのカメラでも、買えばついてくる牛革製のケースと取り扱い説明書に、すべては軍隊的正確さをもって記されていることなのだから。』
敬愛する巨匠アンリ・カルティエ・ブレッソンの言葉です。
心に刻んで今日も向かいます。
出典:「こころの眼」アンリ・カルティエ・ブレッソン 堀内花子訳 岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b263304.html