釣り熱再燃
この夏、子供にせがまれてウン十年ぶりに釣竿を握りました。やってみるとやっぱり楽しいんですよね。
90年代バス釣りブームのときなんかは、友人と一日中出かけたものでした。
あの頃、真夏の炎天下だろうが、真冬の深夜だろうが、釣り場が何キロ離れていようが、飲まず食わずでしっかり楽しめたのは若かっだからでしょうか。。
もちろん、熱中症なんて微塵も気にしたこともなかったですね。汗
有名な詩の一説に、
『故郷は遠きにありて思うもの』
なんて言葉がありますが、
生まれ育った街は海岸からすぐの片田舎。丘の上の我が家の庭には桜の木があり、海にしずむ夕焼け、校庭の椰子の木、駆け回った田園。四季折々の風景。今まで見たどこのそれより美しかったとおもいます。
楽園に生を受けたのだと、気がついたのは上京してしばらく経ってからのこと。
あの日々をいま自分の家族に届けてあげられるのか。それはただただ一家の舵を取る自分にかかっているわけです。
〜がないから、、なんて気にしているようではだめ。尊敬する大先輩の言葉が身に染みますが。。
やっぱり本物はなかなか釣れないので 笑
少しは釣り上げて父の威厳を見せねばと釣り堀行ってみました。
やっぱり親切ですね。
フナと金魚計10匹に我が子も少しは納得してくれたようでした。
精進します。笑
出典: 室生犀星 詩集「抒情小曲集」から「小景異情(その二)」より
https://www.aozora.gr.jp/cards/001579/files/53241_49665.html