【出張カメラマンの仕事紹介】自治体からの依頼で撮影しました

カメラバッグの中の撮影機材

先日は東京都からの仕事で、自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」に乗って撮影しました。

カメラマンをやっておりますと、稀に国や自治体の仕事が廻ってきます。
新聞社やテレビ局の取材班もたくさん来ている、いわゆる「報道」の仕事です。

安倍総理がヘリでいらっしゃる予定だったのでウデを鳴らして待機していましたが、雨天でヘリが飛べず、結局総理は現れませんでした。
空振り感が強い中で、訓練風景や雑感写真を撮影して終わりました。

私、カメラの世界に入ったのは報道の世界でしたが、フリーになって以来、長らく報道の仕事はやっておりません。

普通の仕事は雨が降ったら中止なのですが、報道の場合はそういう訳にもいきません。
カメラにビニールを掛けて撮影です。
テレビの人なんか慣れてますね。ビデオカメラに四角いビニールのカバーなど被せてました。

私も当日は朝から雨が予想されましたので、傘・カッパ・タオル二本・ビニール袋などを持ち込みました。
ですが、久しぶりの雨天撮影で、カメラが若干濡れました。

そう言えば20代の頃は、仕事でよくJリーグを撮ってましたが、サッカーは雨天決行なので準備が大変でした。

当時のカメラ(ニコンF4)はフィルムで撮影するタイプでした。
昔のカメラは色んな部分が分解出来たので、雨天の撮影から戻るとバラバラにして、職場の乾燥器にいれて乾かしてたのを思い出します。

最近のデジタル一眼はバラす所がないですね。フィルムを入れる必要が無いから、開く所すらないし…。
うっかりカードの穴の部分に雨が入るとアウトです。
雨天の現場では、抜き差し厳禁です。

話によるとこの自衛隊の艦船撮影、去年はカメラマン同士の小競り合いで、ケンカが起きたそうです。
今年はケンカは無かったですが、某新聞社のカメラマンが他の記者に捨て台詞を吐いてるのを、横で聞きました。

やはり彼らも競争の中での撮影で、大変なんでしょう。
でも苦手なので、その世界から早々退散して良かったです。


(このブログ記事は、2015年に書いたものを加筆修正したものです)

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