2020年7月23日 / 最終更新日 : 2020年11月6日 noriwo6 文学の杜しあわせを感じる能力 幸福とは幸福を探すことである。 ジュール・ルナアル 小さい子供が初めて笑うとき、その笑い派なにを表現しているのでもない。幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。 アラン「幸福論」 要するに、笑い […]
2020年7月11日 / 最終更新日 : 2020年11月6日 noriwo6 文学の杜ぼくは二十歳だった。 風呂なし四畳半とはいかないまでも、古いアパートで過ごした修行時代がありました。二十歳といえば、ちょうどそのころ。トキワ荘マンガミュージアムで名だたる漫画家先生のお部屋を拝見したあと、松葉さんで小池さんのラーメンをすすりながら、原稿を練るひとときはノスタルジーそのものでした。
2020年7月1日 / 最終更新日 : 2020年11月6日 noriwo6 文学の杜#light #光 細江英公 『薔薇刑』 初見、正直に言って衝撃でした。あの三島由紀夫と対峙して、これを撮れること。ポートレートでは被写体の趣味嗜好、言動、一挙手一投足を十分に予測して撮影します。まずそのための準備。資料文献にはしっかりと目を通したうえで、現場では相手の睫毛の先の揺れまでも感知できる感性が必要だと思っています。
2020年6月24日 / 最終更新日 : 2020年11月6日 noriwo6 文学の杜雨止みを待つこと 世界ではコロナ禍の嵐が吹き荒れています。 この感染症の恐ろしさは、その病気そのもの、直接的なものにとどまらず、人から人へ様々に形を変えて広がり続けているのではないでしょうか。 自粛下の庭に紫陽花が咲いたの見つけて、嬉々と […]
2020年6月21日 / 最終更新日 : 2020年11月6日 noriwo6 文学の杜家族の本当の絆 以前、吉本隆明さんと糸井重里さんの本の中で、「円満な家庭なんてそんなものはねぇんだよ」の一文に感嘆したことを覚えています。 みんな薄々感づいてはいるけど、なかなか口にしない、したくないこと。 ですが、日々の撮影ではさまざ […]