【悲報】今後無くなる仕事とハイブリッド撮影

いろんな仕事や店舗が無くなります

近所の区立図書館。

以前は受付に係の方が数名いて、貸し出しや返却に対応していましたが、今は読み取り機が並んでします

スーパーのレジ打ちもそうですね。徐々に無人レジの割合が増えてきた、そう感じる方は多いはずです。

レジ打ちにもいろんなテクニックは要求されると思いますが、システム化も同時に進むでしょう。
単純作業には、もう未来は無いと思います。

資本力のある企業から自動化が進んでいる印象です。
初期投資は大きいでしょうが、長い目で見るととんでもない優位性があるはずです。

レジのような単純作業とは別に、本屋さん・文具屋さん・写真プリント屋さんなども急激に減ってきました。

本屋はアマゾン、文具はアスクル、私自身も活用していて、むしろ実店舗に行く方が少ないです。
理由は、欲しいものが見つかるから。
アマゾンのAi技術は次に読む本を推薦し、欲望を刺激します。

書店では買いたい本が見つからず、注文して再度受け取りに行く。
このような昔の流れに戻れません。

仕事柄、写真プリントもよくやりますが、ネットのプリントが楽で安いです。
PCのフォルダからアップローするだけ。

最近また近所の写真現像チェーン店が無くなりました。
写真業の私ですら便利なネットプリントを使うほどですから、うなずけます。

IT革命から既に20年 現状は?

IT革命をイット革命といった森喜朗元総理が在任していたのが2000年頃です。
IT化はもう20年以上進行しています。

私も何かあるとインターネットでググりますが、その検索結果は購買行動に大きく関わります。

ヤフーしか使わないよ!という場合も、背後で動いてる検索のシステムはグーグルですので、ネット検索の世界はほとんどグーグル社が握っている訳です。

グーグル社は、彼らの考える理想社会に近づけるために、数年に一度システムをアップデートさせています。

最近「●●●な人の特徴3選」。「■■■な時にするべきこと7選」みたいなまとめ記事が多いと感じませんか?

「▲▲▲な旅館ランキング20選」みたいな場合は、ステマかもしれませんね。

お店の公式リンクを金で売買する行為、民放のテレビ番組によくあるようなステマでネット検索が埋め尽くされつつあります。

広告と明示されていれば良いですが、第三者的な取材か宣伝かの判別が付かないのが最近のネット検索です。

グーグル検索の功罪

このようにネット界の帝王「グーグル社」の考えは人々の購買までも左右しますが、写真撮影の世界でもここ数年様々な変化が起きました。

ここ3年くらいでしょうか、ユーザーと技術者を売りたい人を結びつけるマッチングサイトが増えてきました。

マッチングサイト自体は「出会い系」「婚活」などの分野で、かなり以前からあります。

またIT分野に強いフリーランス技術者向けのクラウドソーシングの「ランサーズ」「クラウドワークス」など一度は聞いたことがある方も多いでしょう。

ここ数年、そんなマッチング会社のカメラマン版がたくさん参入してきました。

「出張撮影」「出張カメラマン」等のワードで調べると、上位にたくさん出てきます。

そういう会社は親会社が大手企業の場合が多く広告費も潤沢です。

ネット検索では広告欄も検索欄もそういうマッチングサイトで埋め尽くされています。

ある意味、便利を追及するグーグル社の理想社会に近づいて来たのかもしれません。

しかし、同時にいろんな問題点も増えてきました。

カメラマンの報酬

マッチングですから「安かろう悪かろう」は非難されるものではありません。

安いから悪い、高いから良い、はどちらも適正価格です。

ただ実際のところ、少額で頼んでも撮影技術が…なら、正直2度目は無いですよね…

やはり、カメラマンの質は知りたいところです。

それを知るにはやっぱりネット界の帝王・グーグルで検索することになります。

やり方として、先ず「カメラマンマッチング会社の会社名 カメラマン 募集」というようなキーワードで検索してみてください。

すると、仕事が欲しいカメラマン側の視点に立った検索結果が出てきます。

カメラマンの報酬が驚くほど安いです。

安い報酬でも献身的に対応してくれるのは嬉しいですが、一般的には「技術が低いから安い報酬に甘んじている」そう考えるのが普通です。

もちろん、マッチング会社がカメラマンへの支払いを低く抑えて広告費に充てるのは、企業戦略であり正当なことです。

選択はユーザー側の判断に委ねられます。

専業カメラマンの将来は?

10年前からカメラマン派遣業をやっていますので、上に書いたことはきっと愚痴に聞こえるでしょう。

グーグル社に文句を言ったところでラチがあきません。

仮にライバルが「安くて・副業で・二度目は無い」なら、当方は「そこそこの料金でも・専門性があり・リピートする」しか選択の余地はありません。

そうなれるように日々勉強です。

副業カメラマンはアルバイト料が目的です。
本業カメラマンの場合は、技術的な修練に加え、動画の将来は?SNSとの関係性は?といった先見性も必要です。

ハイブリッド撮影

町の電気店でなぜか生き残っている店があります。
電気製品は駅前の電気量販店で、という人ばかりではありません。

ニッチではありますが、地域の御用聞き的な電気屋さんにも強みがありますね。

最近そのようなサービスを考えています。

通信回線高速化が進み、動画が扱いやすくなりました。
写真のカメラとビデオカメラの垣根が低くなって、写真・動画がシームレスで繋がるような感覚です。

例えば、従来の企業ホームぺ―ジは「文字+写真」が主体ですが、「動画」も写真と同じように扱えますし、既にそうなってきています。

これまで写真は写真業者、ビデオはビデオ業者でしたが、これからは一つの窓口で対応できます。

両方を融合させた、ハイブリッド撮影、ハイブリッドカメラマンが、当たり前の時代はすぐそこです。

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